「いわさき特許・商標事務所」は個人(個人事業主)の方の出願を積極的に応援しております。「お客様の声」ページでもご確認頂けると思いますが、弊所は個人様からの依頼割合も多く、数多くの実績を有しています。
特許事務所の中には『個人からの依頼は受けない』若しくは『面と向かっては言わないけれど歓迎しない』というスタンスの事務所も実際存在するようですが、これには以下のような理由があるからだと考えています。
(1)については特許事務所も営利を目的として存在する以上、経営者(弁理士)がこのように考えることはある意味仕方ないかも知れませんが、少なくとも弊所は全く逆に考えております。
即ち、『(お客様にとって)一生に一度の事かも知れないので、是非ともその一生に一度をお手伝いしたい!』と考えております。但し本気でお手伝いさせて頂きたいので、良い意味で「お客様の言いなり」にはなりませんのでその点は何卒ご理解頂きたいと考えております。
(2)については、弁理士の怠慢以外の何ものでもありません。
余程の方でない限り、特許制度について勉強する機会はなかなか無いと思いますし(私自身も弁理士になろうと決意する以前は特許制度の事など全く知りませんでした。)、専門知識が無くて当然だと思っています。そういった専門知識に乏しい方をサポートするために我々弁理士が専門家として存在しているのです。
確かに、お客様に対して制度や費用のことを説明するのは時間も手間もかかりますが、その部分を面倒だと思うようでは専門家として失格ではないでしょうか。特に説明不足に起因する金銭トラブル等は非生産的であり、お客様・我々双方共に不幸になるだけなので、絶対に避けなければなりません。我々は常々そのように考えながら丁寧にご説明させて頂いております。但しその分、くどい説明になってしまう部分があるかも知れませんが、その点は何卒ご了承頂きたく思います。
万が一「絶対に大丈夫です。」と断言する専門家が居たとしたらその専門家は怪しいと考えて下さい。制度上、先行技術や先行登録を調査できる範囲には限りがあり、100%の精度で特許可能性(登録可能性)を調査する事は物理的に不可能です。
即ち、大変な費用をかけて且つ専門家に依頼して出願したとしても、常に不確定要素はついて回るということを是非とも知っておいて下さい。
出願から登録までの一連の費用として、最低限、特許で60万円程度、意匠で20万円程度、商標で11万円程度必要となりますし、それ以上かかることも珍しくありません。少なくともこの程度の費用が必要であることを知っておいて下さい。
また、残念ながら「出願したら直ぐ登録」という訳にはいきません。最近は随分と特許庁の審査も早くなりましたが、それでも特許で約10〜12ヵ月、意匠で約6〜7ヶ月、商標で約4〜5ヶ月は必要となります。
但し個人の場合は、より早期に審査結果が通知される「早期審査制度」を利用することもできるので、そういった制度を利用して早期に権利化されるお客様も多数いらっしゃいます。この点詳細はご相談下さい。
弁理士の中には横柄な態度を取る者も未だに多いと聞きます。これは私見ですが、弁理士になるためには弁理士試験というかなり難しい試験をパスする必要があるので、そのような態度を取る弁理士は、試験にパスした=私は偉い・・・と勘違いしているのではないかと思います。
しかし最近は若手の弁理士も増えてきましたし、フランクで話しやすい弁理士も実際に多いです。少なくとも弊所弁理士は話しやすいと感じていたける環境を作る努力をしております。決して敷居は高くないですから相談の一歩を踏み出してみて下さい。
【さいたまオフィス】
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